ギャラリーGALLERY
2023年04月16日
河濱焼 酒飲
永楽保全 作
共箱
永楽保全作 河濱焼 酒飲 共箱
保全の作品の中でも大変特徴のある河濱焼の盃で、土味を活かした温かみのある穏やかな作風です。
三方を押さえて切り高台の脇に小の河濱印を押しています。
高台の中にポツリと落ちた釉薬も趣があります。
特筆すべきは河濱焼には珍しく共箱が添うことと、尚且つその共箱が善一郎銘であることです。
一般的に河濱焼は嘉永二年1849頃膳所西総門付近に開窯したといわれており、その頃は保全銘にあたります。
善一郎時代(天保十四年1843~弘化四年1847)の共箱が添うていることは研究資料的にも貴重です。
状態も大変良いです。
サイズ 直径約5,3cm 高さ約3,9cm
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