ギャラリーGALLERY
2023年11月28日
膳所焼 近江八景ノ絵 茶碗
比良暮雪 二組ノ内
即中斎覚二郎書付
復興膳所焼 岩崎健三時代
膳所焼 近江八景の絵 茶碗 「比良暮雪」です。
この時代は惺斎宗匠が表千家お家元、即中斎宗匠は覚二郎を名乗っておられました。
八景 二組の内とですので十六碗ができているのでしょう。
こちらの一組は残念ながら散逸したようでこの一碗が手元に入りました。
今日見る復興膳所と趣の異なる釉薬と土。
柔らかい白の上に比良山系に降る雪と湖畔の景色が描かれています。
裏側の様子
見込みの様子 シミもなくきれいです。
柔らかな化粧土に石混じりの胎土。切高台の中に平仮名の印があります。
ごく初期の袋印や漢字印とは異なり新定時代にも引継ぎ使われた印になります。
箱の表裏
共箱 岩崎健三時代の共箱です。
サイズ 口径約12cm 高さ約6.7cm
ご購入有難うございました。