ギャラリーGALLERY
2021年09月09日
青磁袴腰香炉 純銀菊花火舎 永樂妙全作 共箱
飛青磁の袴腰香炉で、純銀で菊の花を立体的にあらわした火屋が添っています。
風炉から炉へ、菊の花の時期は長いです。9月から年末まで用途も広くお使いいただけます。
直径約12cm 高さ約11cm
純銀火舎 93,1g
この作品を登録している今日は九月九日、五節句の1つ「重陽の節句」です。菊の節句とも呼ばれ、かつては観菊の宴の前日、菊の花に着せ綿(被せ綿)をして、その朝露で体を拭って、現在では菊酒や同じ季節の栗ご飯で無病息災や長寿を願います。最近でこそ馴染みがない節句ですが、旧暦を用いた頃は五節句を締めくくる最後の行事として盛んに行われていました。
コロナ禍のこんな時期だからこそ悠久に流れに身を置き、菊の花で皆様の無病息災を願うばかりです。
足の付根に永楽印があります。
後ろ側の足の部分に少し貫入があります。
価格・・お問い合わせ下さい。