用語集GLOSSARY
上田南嶺 うえだなんれい
明治~昭和の四条派画家で教育者。京都伏見に生まれ、晩年は伊丹に移住した。(1858~1943)
1875年に渡辺祥益に入門、日本画家として世に認められる。1890年昭憲皇太后の法隆寺行啓・1892年のロシア皇太子来日に際し、法隆寺より依頼され献納図として同寺真景図を描いた。画家の傍ら大阪府立堂島高等女学校に奉職したが、1918年に伊丹の酒造家小西新右衛門(現在の小西酒造 白雪ブランド)の勧めで伊丹古城下に移り住み「古城庵」と名付けた。